子供日記--2002年2月


子供にまつわる出来事をつづってみようと思います。
愚痴ばかりにならないことを祈りながら・・・
子供たちの「いいところ」をたくさんみつけるために・・・。


2002.4.17

 もう4月になってしまったけど、どうしても忘れられないだろうと思う出来事がひとつあるので残します。

 2月17日は幼稚園の発表会でした。
 年が明けてから、みんな歌や踊り、一生懸命に練習していました。
 Soは、「サンドリヨン(シンデレラ)」の劇で役人の役と家来の役、合唱は「ともだち賛歌」とユーミンの「やさしさにつつまれたなら」だった。
 Sinは、「おむすびころりん」の劇でねずみの役と、お遊戯は「口笛吹いて働こう(しらゆきひめの小人の歌らしい)」だった。
 春からは遠くに引っ越してしまうからSinも違う幼稚園に変わってしまうし、Soは年長からの幼稚園生活だったから、二人ともこの幼稚園で最初で最後の発表会だった。
 私もかなり期待して、本当に楽しみにしてた。
 なのに。
 前日、Soが発熱。すぐにかかりつけの小児科へ。
 インフルエンザの可能性もあるから薬を出します。って。
 「明日、最初で最後の発表会なんです」と言うと、
 「やっぱり幼稚園は(2年保育や3年保育で)行かせたほうが本当は良かったと思うけどね」って、今更言われても。
 でも、その時はまだ、明日には熱も下がって発表会に出られるだろうと思ってた。楽観視してた。
 当日の朝、Soは熱も下がっていて、起きるなり「大丈夫、行く」と言って、私を喜ばせた。
 ところが、集合時間までの3時間の間に気持ちが悪くなって吐きはじめた。
 吐き気はどんどんひどくなって、ついに集合時間までに復活できなかった。
 Sinを連れて集合場所へ行くと、担任の先生を探して事情を話した。
 話しているうちに残念で悲しくて泣きそうだった。先生もウルウルだった。
 Soの出番は発表会開始から約2時間後だった。合唱は無理でも、サンドリヨンだけでも出てほしかった。先生もそう言っていた。
 先生に「Soちゃんの家来、かっこいいんですよ」と言われたときは、涙がどっとでてしまった。
 なんとか、2時間で復活してほしかった。
 他の子の演技中も携帯電話をマナーモードにして、留守番してくれてるばーばとメールのやりとり。
 「まだだめなの?来れそうにない?」
 「絶対だめだよ、起きないもん、だるいんだよ」・・・そんな会話が続いた。
 ついにサンドリヨンが始まった時、私はもう涙がとまらなくて大泣きだった。
 Soと同じ役の子がもうひとりいて、その子が最初にタッタカタッターと出てきた時は残念で残念でしょうがなかった。
 でも、「一番残念なのは本人だよ」と言われて、あまり泣いてはいけないと、家に帰ってまで泣くのはよそう、などと考えていた。
 ところが、発表会が全て終ってみると、私の気持ちは意外にもすっきりしていた。
 もっとすっきりしていたのはSoで、出られなかったことが残念だという様子でもなく、しかも吐き気もおさまって本当にスッキリしたもんだった。
 あぁ、あの私の悲しみとSoの吐き気はなんだったのか?
 
   ・・・と、ここまで書きながら思い出してはウルウルしている私でした。
 Sinの演技中はSinに集中、とってもかわいいねずみの役と小人の踊り、じょうずにできていました。

↓真ん中の小さいのがSin

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2002.2.6

4日(月曜日)のこと。
 朝から面倒が発生。Soが、忘れた帽子を取りに家に入るとき、玄関のドアの角に足をぶつけてしまったのだ。
 思いっきりへこんでしまって(気分がね。足はたいしたことない)、バスは迎えに来ているというのに、「もう、行かない・・・!」と泣くやら怒るやらで、家に入って出てこなくなってしまった。
 しかたなく、Sinだけバスに乗せたものの、たいした怪我でもないのに、休ませるわけにはいかない。私が幼稚園に送って行くしかない。
 気休めに湿布をしてやって、あとは「餌で釣る作戦」や「おだて作戦」「楽しいことを想像させる作戦」・・・色々試したけど効果なく、しまいには「キレたふり作戦」(本当に作戦か?)だ。
 Takeにも上着を着せ、「もう行くよ!早くしな!」と家を出た。泣きながらついてくるSo
 自転車に乗せて(違反の3人乗り)「誰にも内緒だよ」と飴を口に入れてやって、涙をふいてやって、やっと出発。幼稚園の送迎バスが行ってからかれこれ1時間経過していた。
 幼稚園に着くと、友達が手を振って「Soちゃん、おはよー」と言ってくれた。ちょっと元気ないような、照れたような、そんな顔で「オハヨー」と返していた。
 「すっごく痛くなったらおかーさんが迎えに行ってあげる」と約束していたけど、幼稚園からは電話がかかってくることもなく(あたりまえだっちゅーの)、帰ってきたときは朝のことなどすっかり忘れていたSoでした。

 そのSoが夕方、私を超・超・超・怒らせてくれた。
 袋に入ったお菓子がSoの足元に落ちてた。
 「そこにお菓子あるから、気をつけて」もちろん、踏まないで拾ってね、という意味だったのに、なんとアイツは足でポイっと蹴ったのだ。踏まないようにどかしたつもりだろうが、食べ物を足で蹴るなんて、絶対にしてはならない。
 「おまえ、今なにした!?」瞬間、激怒モード。そこで神妙に謝ればいいものを、ヘロヘロしちゃって、逃げた。
 「食べるものを足で蹴るなんて、絶対にしちゃだめ!」と言うと、「あー、そーですかー」と馬鹿にした言葉についに私は大爆発。
 追いかけていってぶちのめしてやろうかと思ったら抵抗され、なんとキックを顔面に食らってしまった・・・。
 まだ6歳だというのに、もうチカラで勝てなくなっているのか・・・?
 こうなったら、絶対にSoが泣く作戦。「おかーさんの家出」だ。
 この作戦は以前、大失敗したのでもうしないつもりだったけど、しかたない。
 私が玄関を出るとSoはもう必死で謝ってくる。
 「おかーさん、ごめんなさい、あやまるから!でていかないでー!」
 恥ずかしいったらありゃしないけどこうでもしなきゃ、謝りもしない。
 それでやっと事態は収拾がついたのだ。でもまた食べ物を蹴るかもしれないなぁ。

Takeのはまりもの。
 『やんちゃるモンちゃ』のビデオとはみがき。
 レンタルビデオを借りてきたらずーっと見てる。「イシシシシシ・・・」って真似してる。
 wacky家にはモンちゃが3匹います。
 はみがきは、パンパ(紙おむつの象)のビデオや絵本で好きになったのか、それとも歯磨き粉の味がやみつきになったのか、とにかくはまっている。
 仕上げ磨きもおとなしくさせてくれるから良いようなもんだけど、1日に何回も磨かなくたって・・・。
 さわやか吐息のTakeちゃんです。

Sinの近況。
 Sinはクラスメイトのまおちゃんと仲良しらしい。よくお手紙をもらってくる。
 その内容は「ポケモンでなにがすきですか?」といったかわいいものだ。まだ年中なのにちゃんと自分で書いてくれる。なんども消しゴムで直しながら、ちゃんと罫線どおりに。
 Sinはまだ文字の練習をしようとしない。一度、私が返事を代筆してやったけど、母の代筆の手紙なんて、もらってもうれしくないんじゃないかな〜? と思ったりして。
 この機会にSinも字を練習したらいいのに。

Soのはまりもの。
 それはなんと言っても「ドンジャラ」だ。去年、サンタクロースがプレゼントしてくれた、「ワンピース」の「ドンジャラ」だ。(意味がわからない人もいるだろうなぁ)
 毎日、私がつきあわされる。・・・とは言っても、実は私もその手のゲームが大好きなのだ。
 相手が子供でも容赦しない。コテンパンにやっつけてやる。
 点数チップも使って、勝ち負けを決めているから、算数の勉強にもなるだろう。。。なんて、こじつけ?
 でも本当はね、時々、私がコテンパンにやられちゃうの。なかなかいい勝負です。
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2002.2.3

 今までやったことはなかったのに、幼稚園で覚えてしまったので、家でも豆まきをすることになった。
 ジャンケンをしたら私が負けたので、Soが作った鬼のお面をかぶって鬼役をすることになった。
 おとーさんを始め、wacky家の男たちがうれしそうに豆をぶつけてくる。
 「イタイヨー。タスケテクレー。」と逃げる私。
 普通、鬼って、おとーさんの役目じゃないのかな?ま、いっか。子供が鬼にならなくて良かった(すぐいじけるもんね)
 その後、いつものように『サザエさん』を見ていたら、やはり節分のお話しをしていた。
 「鬼が出て行くように、家中の窓を開けるのよ〜」ってサザエさん。
 ・・・そんなこと知らなかった。うちの中にはまだ鬼がいるかもしれない。・・・私かもしれない。
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2002.2.2

 もう2月です。今日は幼稚園で豆まきがあったので鼻水をすすりながら見学に行ってきました。
 年中Sinのクラスでは男の子でも泣いてしまう子もいたけど、Sinはマイペースでオニに豆をぶつけていました。
 年長Soのクラスでは女の子が大泣きしていました。Soはオニが正面からくるとサッと後ろに回って、後ろからばかり豆をぶつけていました。オニが教室を去っていくと、「ちょれ〜」なんて言ってたけど。正面からは怖くていけないくせに。
 ビデオを撮ってた私は先生がオニになげた豆をくらってしまい、なぜかちょっとうれしかったりして。
 
 Sinは時々おもしろい表現をすることがある。表現力がなさすぎてそうなってしまうのか?表現力が豊かというのか?
 昼間、白い月を見つけて。
 「月が準備してる。夜になったら黄色く光るから、その準備してる」
 地球の反対側に行った太陽が月を照らしてるとか、教えたくないような気がした。

 Takeは何を言ってるのか判らないことが多いけど、時々謎が解けることがある。
 自分のオープンカー(ユーノスロードスター)のミニカーの運転席に指を突っ込んでしきりに「トー、トー」って言う。
 Takeが言う「トー」は、大抵の場合、猫の『トロ』だ(プレイステーション)。
 運転席のどこが猫に見えるんだろう?ってずっと不思議に思ってた。
 そしたら、おとーさんが気付いた。朝のフジテレビ『めざましテレビ』で、トロが旅をするコーナーがあって、そのオープニングでトロがオープンカーに乗っているのだ。
 昨日の朝、そのコーナーが始まった時、やっぱりユーノスのミニカーを持って「トー、トー」言っていた。

 でも。いくら考えても判らない謎もある。
 いっちょ前に「ねーねー、かーくぅん」と私を呼ぶので「なーに?」と答えると決まって「ぷちぃ」と言うのだ。
 これがさっぱり判らない。何年か後に突然わかる日が来るかもしれないけど。
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