2003.1.202002年11月にあったこと。Soが、傷があると風呂に入れないってーのは、おじーちゃんゆずりらしい。 10月の最後の日、おじーちゃんも鉄板でひっかいて手に傷をつくった。 私も見たけど、たいしたことなかったよ。なのに、 「しみるから風呂に入れん」って入らなかったらしいよ。 それなのに、Soのこと、散々からかうんだよ。 「あ〜、ソータロー（おじーちゃんはそう呼ぶが本名ではない）、転んだからま〜た風呂に入れんかと思ったわ〜」ってね。 笑っちゃうでしょ、自分もなのに。 このころ、Takeがマウスを使えるようになった。SinやSoの真似をして、shockwaveのアニメーションを見てる。終わると「次のエピソード」をクリックして、「play」をクリックして、ちゃんと見ている。今の２歳児ってこうなのか？ 10月の終わりに、ポイントを集めてもらったワッフルメーカー。ホットサンドと焼きおにぎりも焼けるというもの。コレで焼くワッフルがSoにバカうけ。友達に食べさせる約束を勝手にしてくる。 「今日、○○が来るから、ワッフル焼いて！」てな具合に。息子なのか、旦那なのか、なんだかわからない。 11月11日に私が友達に宛てたメール。すごく精神的に余裕がなかったことを思い出す。 『Sinがさー・・・。 幼稚園から帰ってくるなり、ひどくって、まいっちゃうよ。 バスから降りたときは大丈夫なの。 ニコニコして友達の話をしてるの。 私もそれをニコニコ聞いてるの。 家に入ると、大きな声で「ただいま」を言わないと おじーちゃんに怒られるから 必ず大きい声で言うの。 で、そのまま上に上がる。 今日は、Sinが帰ってくる直前に私が買い物から帰って来て、 玄関にはスーパー袋が三つに缶ビールの箱が置いたままだった。 だから私は何回か往復してそれを上に運んでいたわけよ。 それがもう、Sinの逆鱗に触れる。 私が下に行くと「おかーさん！」って呼ぶ。 普通どうする？ 「はーい」って言ったまま荷物を運んでても怒らないでしょう？ でもSinは、 「今、荷物運んでるからー！」とか説明してもダメだし、なにを言ってもダメなわけ。 呼んだら0.4秒くらいで自分の目の前に現れないとダメなの。 「なんですぐに下に行っちゃうのよー」 「荷物を運んでるんでしょ！早く終わって欲しかったら手伝いなさいよ」 「だって、『手伝って』って言わなかったでしょ」 「見てわかんねーのか、言われなきゃなにもしねーのか」 「意味わかんなーい」 ・・・こんな調子で、ずっと付きまとうんだよ。今も横にいるし。 しまいには 「ねぇー」って言うから「なーに？」って言っただけで怒るんだよ。 「なんで『ねぇ』って言ったら『なーに』なの！？」って。 普通は「ねぇ」って言われたらなんて答えるの？ 「じゃ、なんて答えればSinの気がすむの？」って言えば、 「おかーさんばっかりしゃべって、僕にはしゃべらせないー！」って怒るし、 黙っていれば 「おかーさんは僕の話を聞いてないー！」でしょ。 どうすりゃいいのよ。 一部始終をビデオで撮って、各方面の方々からご意見を伺いたいね、私は。 「なんでおかーさんは僕だけいじめるの」 私のほうこそ、いじめられてる気がするよ。 おばーちゃんも最近キレ気味で、さっきも下で 「うるさいよ、Sinは！黙って待っておれんのか。何様のつもりだ！」とか言ってるしさ。 それもおばーちゃんの作戦かもしれないけど、私としてはちょっと辛かったりする。 こっち来てからひどくなったような気もする。 というか、最近とくにひどい。季節の変わり目だから？ そんなあほな。 神奈川にいたときは、家のどこにいてもどこにいるかがわかる状態だったから、 今みたいに見えない場所がたくさんあると不安なのかなー？ Sinは私のことを自分の忠実なハチ公でいてほしいのよ。 常に自分のそばにいて、自分を見ていてほしいし（目をそらしただけでダメ） おやつとかご飯は自分の好きなものばっかり、いつでも食べたいときに出してほしいし、 寝るときは抱っこしてほしいし、 目が覚めたら抱っこしてほしいし、 ほしいものはなんでも買ってほしいし。 とにかく、すべてのわがままを通してほしいのよ。 「Sinは、もう少し“我慢”とか“がんばる”ってことができるようになるともっともっといい子になるんだよ」って言っても、平然と 「オレ、その“我慢”ができないんだよなぁ〜」って言うよ。 我慢のしかたとか、我慢しなくちゃいけないところ、とか、我慢しないとどうなるか、とか、 我慢について語り出すと 「意味わかんなーい！おかーさんはすぐそうやって意味わかんないこと言う！」って怒り出すし。 今は横で「おやつなに？」攻撃。 「Sinがうるさかったからおやつなし」って言ってるのに、何度も何度もしつこく聞いてくる。 要するに、自分の納得する答えが返ってくるまで同じことをしつこく言いつづけるのよ。 そのうち、 「じゃ、自分で勝手に出しちゃうよー」だもん。 「だめ」 「じゃ、おやつ出して」 「だめ」 「なんで」 「Sinちゃん、さっき、どうだったっけ？」 「だってあれは、おかーさんが悪いんだよ・・・・・・勝手に出していいの！？」 「だめ」 「じゃ、だーしーてー」 「だめ」 「勝手に出すからね、ほんとに」 「だめ」 「じゃ出してよ！」 「だめ」 この繰り返しだよ。 「勝手に出したら、おまえ、外に出しちゃうからね」 「じゃー出してよ！」 「おまえを、外に？」 「ちがうよ！おやつだよ！なに言ってんのよ！」 そうこうしてるうちに、Soが話し掛けてくるでしょ、そしたら答えるじゃん、 するともう、なんで僕にはやさしくしてくれない！ ってなるわけ。 親子揃って精神病院行ったほうがいいかもね』 このころは、毎日がこんな感じで私もSinも被害妄想で、余裕がなくてひどい状態だった。 2003年1月の今、これと同じ悲惨さはない。でも、また繰り返すのかもしれない。わからない。 11月16-17日は私の母（ばーば）の還暦祝いで石和温泉に1泊旅行だった。私の家族5人と、私の弟とその奥さん、そしてじーじとばーば。 弟が手配したホテルは古そうな、大きなホテルだった。泊まった部屋はツインのベッドに10人掛けのテーブル、12畳の和室が合体したものだった。和室以外は土足で、昔は外国人向けのスイートだったのかな？と思わせた。 二日目、朝食後にTakeがゲロゲロゲロ〜。 気持ち悪かったのか、せき込んだせいか、わからないけど突然に吐いたのでびっくりだった。 Takeはその後も何度かせき込みつつオゲッとか言って吐きそうだったんだけど吐くまではいたらず、お昼も食べていい子だった。 ところが上の二人、午前中に子供の国ってところでしこたま遊んでぐったり。 昼飯もろくに食べられず、なんか調子わるそーで、昼食後弟達と別れて車に乗ったらふたりして「気持ち悪〜い」。 Soは車酔いには慣れてて、ゲロ袋さえあればなんとかなるんだけど問題はSinで、あんまり吐くことに慣れてないから大変。 すぐにＳ．Ａに寄って、使いやすいゲロ袋を探したんだけどなくて、とりあえず、ゲロを吐くには使いにくそうな「携帯トイレ」を一つ買った。（車には使いにくそうな「携帯トイレ」が５個あったんだけど、数が足りないと困るし、「ひょっとしたら使いやすかったりして？」という期待でとりあえず一つ買ってみた） ところがSinがぐずぐず言ってなかなか出発できず。 誰がどの席に乗るかでかなりもめて（ふたりとも私のとなりがいいって言うし）Sinが「もう吐きそう」と言うのでトイレに入ったり出たり。 そのSinがやっとトイレでゲロって気持ち悪さも落ち着き、出発することになった。 ところが！話し合いの結果、「２列目の席に私を真ん中にして３人で座る」となっていたのに、気分が落ち着いたSinは３列目に座ると言う。しかも、「ひとりじゃいや。Soちゃんも来て」と。 それまでのいきさつを知らないお父さんは「Soも後ろに行け！」って言うし。 SoとしてはSinのぐずぐずに散々付き合って、やっと話し合いも落ち着いて、Sinのゲロにもつきあって励ましたり心配してやって、車に乗るときは私のとなりに乗れると思っていたのに、またSinに振り回されて。怒るのも当然、と私は思ったよ。 だからお父さんには私がSoの弁護をしたよ。 お父さんは黙ったし、Soもあきらめて後ろに乗って、やっと帰路に・・・。 しばらくしたらふたりともくーかーくーかー寝てました。めでたしめでたし・・ と思ったら！ 目を覚ましたSoが「気持ち悪い」と言って携帯トイレにゲロゲロ〜 思わずSinももらいゲロ。 それで落ち着くかと思ったらまたSoがゲロゲロ〜。 まるでゲロ大会。 ・・・ということがあったんだけど、これは単なる車酔いではなく、おなかにくる風邪だったようだ。 Soの誕生日は11月20日。7歳になりました。平日でおとーさんも遅かったため、お祝いは23日に。 ケーキはSoのリクエストにより、「チョコので、大きいやつ！」。毎年撮ってるケーキの写真は・・・撮ったかなぁ？どうだったかなぁ？かばんの底で眠ってるフィルムを現像したら出てくるかも。 ・・・以上が11月にあったことの一部。 Go To 子供日記 Top |
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