Soのペルテス病


12.幼稚園をどうするか



 次のレントゲンは9月。
 10月になると幼稚園の願書配布、11月には願書提出・面接。そして、来春から通園する幼稚園が決まる。
 整形外科の先生に幼稚園のことを相談しなくてはいけない。でもたぶん、先生は整形外科医としての意見しかおっしゃらないだろう。
 親としては、足のことも大切だけど心の問題も同じように大切に思う。

 運動制限のあるまま幼稚園に行ったら、見た目はなんともなく元気な子供なのに他の子と一緒に行動できなかったりする。
 本人の苛立ち。他の子の目にどう映るのか。やけを起こしたりいじめられたりしないだろうか?

 逆に幼稚園に行くことを止めた場合はどうだろう。
 行く先々で「何歳?じゃ、もう幼稚園?」などと聞かれて傷つきはしないだろうか。
 お隣の友達は同い年なので来春から幼稚園だ。「どうして僕は行けないのか」と悲しくなったりしないだろうか。

 また、幼稚園で得ることもたくさんある。
 お友達との集団行動を通していろいろなルールも覚えるし、歌や創作での情操的なもの。そういうものを私が家で満足に教えられるとは思えない。年が明けると子供は3人に増えるのだ。

 とはいえ、一番心配なのはやはり足だ。
 家で私が一緒にいても、ちょっと目を離すとベッドから飛び降りたり狭い部屋を走り回る子供だ。
 幼稚園は家より広いのだから、ただでさえ走りたくてウズウズする所だ。
 いくら体操を見学にさせたところで、先生の目が常にSoを見張っているわけには行かないだろうから、家にいる場合よりも足に良くないことが起こる可能性は高いはず。

 幼稚園に行くかどうか、どうやって総合的に判断すればいいのだろうか。



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