前日からおばあちゃんの家に泊まりに行っていたが、夕方から熱が出ていた。 Soは一度、熱性けいれんをしている。心配なので、私たちが住んでいる市の救急医療情報センターに連絡し、当番病院を聞いたが、現在地(おばあちゃんの家)が管轄外という理由からか、おばあちゃんの家のある市のセンターに電話するように勧められる。また、熱が40度近くまであがっていたことと、けいれんの可能性があることから、救急車を呼んでもかまわないとも言われた。 おばあちゃんの家は管轄外とはいっても、私たちの住んでる市のとなりで、私たちの住んでる市との堺に近いところだ。おばあちゃんの住んでる市の大きな病院も、私たちの住んでる市の大きな病院も、距離はそうかわらない。 明け方、けいれんを起こしたので、おばあちゃんの住んでる市のセンターに連絡すると、いくつかの病院を教えてくれた。だけど、4〜5病院に連絡したのに、どこの病院にも“小児科がない”“子供を診る先生がいない”という理由でことわられたのだ。 その日は日曜日で、明るくなるのを待っても病院は休みなので、しかたなく、救急車を呼ぶことになった。 けいれんはおさまったものの、熱が高いSoはぐったりと元気がなく、苦しそうだった。私はそんなSoを励ますつもりで話しかけた。 「Soちゃん、救急車に乗るの、初めてだね、中はこんなふうになってるんだねぇ」 すると、その言葉が気に障ったのか、私の隣に座っていた救急隊員が 「救急車は死にそうな人が乗るんだから・・・」と始まった。私は、「噂には聞いたことあるけど、本当にそういう嫌味って言われるんだな」と思いながら、「どこの病院も受け入れてくれなかったのでしかたなく救急車を呼んだ」という説明をした。 なのに、それには答えず、続けて 「今日だって、もうお年寄りを2人も運んで・・・」と、まだ言ってる。 お年寄りだからって、死にそうとは限らないじゃないか。けいれんを起こした、高熱の子供を、救急車に乗せて、なんで嫌味を言われなくちゃならないんだ。 嫌味を言ってるひまがあったら、小児科を増やせ、ってんだ。 私の住んでる市には受け入れてくれる病院はたくさんあるぞ! 結局、おばあちゃんの住んでる市にある病院では救急車でも受け入れてもらえず、となりの市(私たちの住んでる市とは違う)の病院に運ばれた。 |
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