Soのペルテス病


7.おとなしく遊んでもらうために



 Soは落ち着きがなく、常に動いている子供だ。そういう子供を歩く以外に足を使わずに遊ばせることは至難の業だ。

 3歳になったばかりにしてはTVゲームが得意で上手に遊んでいたので、大好きなウルトラマンのゲームソフトを買った。ビデオも自由に見られるように、ビデオデッキももう1台買ったし、セカンドTVとして使っていたものが丁度壊れてしまったのでTVも1台買った。
 このチャンスに芸術的な才能が開花するかも!? という淡い期待もあり、何十色ものクレヨンおえかき帳、ねんど、折り紙、のり、はさみ、セロテープなども買った。
 愛知のおばあちゃんは、キッズコンピュータPICOをウルトラマンのソフト付きで送ってくれた。

 大成功だったのは、やはりTVゲームとPICO。本当は、TVゲームに没頭するような子供にはなって欲しくはなかったが、おとなしく遊んでもらえるならそれでもいいと思った。ただ、So本人もまだ3歳、弟Sinはまだ2歳だ。いくら言っても雑に扱い、次から次にソフトが壊れていくのには参った。

 クレヨンや折り紙は、最初は全く使えなかった。おえかきはあまり興味がないらしく、同い年の女の子が目や口のついた顔を描くのにSoはまだ円を描く程度。クレヨンは無意味に紙をむかれ、ボキボキ折られ、無残な姿にされてしまった。(主にSinの仕業)。

 ねんどは気に入った様子で、最初はよく遊んでいたが、親が思うようには遊べず、いろんな色を混ぜてみんな黒いねんどにしてしまったり、落ち着いて遊んでいないので家中あちこちに細かいねんどが落ちていて、靴下の底にいつもくっついている状態。しかも、片づけをしないのですぐに硬くなってしまう。
 そんなわけで、ねんどは片付けができるようになるまで禁止と相成った。


Go To 6.再度、先生に話を聞きに行った Go To 8.1ヵ月後の検査の時




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