Soのペルテス病


8.1ヵ月後の検査の時



 1999年3月24日、病名がわかってから1ヶ月。レントゲンを撮った。
 特によくも悪くもなっていない。そういうものだそうだ。急に良くなったり、悪くなったりする病気ではないらしい。
 “2〜3年かかるけど治る”と言われたのに、奇蹟的に突然治ったりしないものかと思ったりもしたが、やはりそういうことはないらしい。

 Soは、いくら言っても突然走り出すような落ち着きがない子供で、ほんの2〜3mの距離でもぴょんぴょん跳んで行ったり、けんけんで行ったりする。実際、歩く以外に足を使わせないというのは無理だ。
 私は正直に先生にそのことを話した。そして、どの程度までなら大丈夫なのかを聞きたくて
 「例えば、1日に1回、“ぴょん”って跳んじゃうくらいなら大丈夫ですか」と聞いたところ、
 「絶対にだめです」という答えだった。
 「絶対にだめ」と言われても、「絶対に無理」だ。私は先生の突き放すような言い方に泣きたい気持ちになって
 「そんなの無理です。縛っておくとかしないと、絶対に走ったり跳んだりします。」と訴えた。先生は首を横に振って
 「そんなことはだめだ。そこは、お母さんがよく言い聞かせてください」
 その先生の一言が私にとって、ものすごいプレッシャーになった。


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